数多くの新作を発表！！
今年もウブロは止まらない
例年、大量の新作を投入するウブロの攻めの姿勢は、今年も健在だった。単なる外装違いに留まらず、素材とムーブメントも新開発。新たなアーティストとのコラボレーションでも、話題になった。
新素材と新ムーブに加え芸術性でも魅了する
「アート・オブ・フュージョン（異なる素材やアイデアの融合）」をコンセプトに掲げるウブロは、これまで多彩な素材を駆使し、腕時計に新たな表現をもたらしてきた。２０１６年にメゾンとして初めてケースに用いたサファイアクリスタルも、その１つ。以降、ブラッと融合させてきたウブロの人工サファイアに今年、新色が仲間入りした。
世界初のオレンジサファイアである。太陽にも似たダイナミックなオレンジ色のケースが包むのは、新開発の自動巻きトゥールビヨン。サファイアクリスタル製の地板とブリッジの上に、宙に浮かぶようにトゥールビヨンとマイクロローターとを上下に並べ、それぞれの回転を見えるようにした設計が、ウブロらしくユニークである。
２００５年から取り組むセラミックでも、新色のベージュを開発。「スピリット オブ ビッグ・バン」のレディスモデルに初採用した。またブレスレット統合型の「ビッグ・バン インテグラル」からは、カラーセラミック仕様が４色で新登場。完璧に仕上げ分けたサテンとポリッシュの豊かな質感が、セラミック加工技術の高さを証明する。
これら新素材や新ムーブメント以上に話題をさらったのが、村上 隆氏とのコラボである。ベースとなったオールブラック仕様の「クラシック・フュージョン」に村上作品を象徴する〝お花〟が立体的に造作され、時計とアートがフュージョンを果たした。